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コンシェルジュ詳細プロフィール
MY PROFILE - CAREER OF PAIN AND GRIEF

星名 真里(ほしな まり)

(静止画)星名 真里.png

心が壊れた過労

 

 

私は22歳の時、建設会社のCADオペレーターとしての仕事を始めました。

小さな会社ですが、専門職の人材不足から派遣社員としての出向入社です。

会社の中で派遣社員としての所属は私のみでした。

 

上司は年配の女性でしたが、派遣社員の私とは距離を置いている印象が最初からありました。

 

入社直後、21時まで残業した時に、タイムシートに21時と記載して上司に提出すると、「残業は20時までだから!」と言われました。

その意味がよく分からず、21時なのでそう記載しましたと伝えると、「みんな残業20時にしてるのに、あなたは守らないの?」と怒られました。

 

その後事務の女性社員の方から、「残業代は20時まで」「上司より先に退社NG」と言う暗黙の「サービス残業」ルールがある事を聞きました。

 

出社日の21時が、日を追うごとに22時、23時、0時、と、日付を超えた勤務が日常的になりました。

休日シフトは、正社員の方は平日出社で土・日なのに対し、派遣社員の私は火・水休みで土日は出社でした。

しかし上司は私に対し、「平日に祝日やGW休暇が入る場合、火・水曜日の休暇は返上して出社するように」と口頭で命令されてました。

 

会社の勤務が10連勤、2週間無休が当たり前になってたこともありました。

しかし「派遣社員」と言う立場から、派遣会社への苦情(会社の指示に従わない)を理由に「派遣切り」になるなどが怖く、元々自己主張が苦手は私は、素直に上司の言うことを、顔色変えず従っていました。

 

親しい友人にも、愚痴や文句を言ったりしたときもありましたが、看護の仕事をしている友人は、私以上に過酷な環境の中で頑張っているのを知り、「友人もみんなも一生懸命だから、頑張らないと!」と、自分を奮い立たせて、仕事を続けてきました。

 

そうした中で、自分自身を押し殺し、心や体の軋みを無視して仕事を続けてきた私のメンタルに、知らないうちに『歪み』が入ってました。

 

勤務2年目のある日、通勤の運転中にふと、「人を轢いてしまったのではないか?」と頭によぎり、何度も何度もサイドミラーやバックミラーを確認するようになりました。

なぜ、そんな思いに駆られるようになったのかは全く分かりません。

 

自動車の運転では、今まで人身事故や運転違反歴も全くなく、通勤で利用する程度です。

そのほか、朝の出勤の際に、戸締まりやガス栓・電気器具のスイッチ消し忘れなど、気になって何度も家に引き返し確認してしまうなど、おかしな考えや観念に覆われることが増えてきました。

 

自分自身をごかましながら、何とか仕事を続けてきましたが、入社3年目に入るある日、朝礼で眩暈を起こし、廊下でしゃがみこんでしまい、入社後に初めて早退させていただきました。

翌週の休暇日に友人の紹介で、診療内科の診察を受けました。

単なる過労からくる体の疲れと思っていましたので、「診療内科」への受診には少し抵抗がありましたが、診察の結果、「適応障害」「脅迫神経症」などと伝えられました。

 

この時には私の1ヶ月間の休暇日が1~2日程度にまで削られ、帰宅時間が毎晩深夜1時を超過するにまで至っていました。

 

恥ずかしながら、若かった私はこの時初めて「過労死」と言う言葉を知りました。

毎年何人もの自殺者が出るほどの恐ろしい労働災害であることや、会社の法令違反であること。

また、それ以前に、自分自身の辛さや心の歪みを、「単なる自分のワガママ」と勝手に思い込み、誰にも訴えなかったことが大きな誤りだったという事も、初めて知りました。

愛犬"みっく"とのお別れ

職場環境が原因のメンタル疾患発症の中で、追いうちをかけるような悲しい出来事がありました。
11年間ずっと一緒だった愛犬の"みっく"のガン発症です。

"みっく"は、ミニチュアダックスフンドで、私が高校生の時に初めて飼った犬です。
子供の頃からずっと犬猫が好きだったのですが、父親は躾が厳しく、動物嫌いでもあったので、お家でペットを飼う許可がもらえませんでした。

高校受験の際、親が勧める公立高校への受験・合格のご褒美引き換えとして「合格したら犬を飼いたい!」と、頑固な父へ何度も頼み込みました。
根負けした父親へ対し、絶対に希望を果たすために、毎日勉強して志望校へ合格し、ずっと夢だった犬を飼うことが出来たのです。
この時、買ってもらった子が、"みっく"です。

私にとって本当にとても大切な存在で、可愛くて可愛くて仕方なく、私の弟でもあり、彼氏でもあり、家族以上の大切なパートナーでした。
当時、将来は動物関連のお仕事に就きたいと考えてましたが、「動物は好きだけど"みっく"ほど可愛がれる自信がない」と、諦めたくらいです。

その、"みっく"は、手術ができない、摘出不能な場所にガンが出来てました。
"みっく"を失いたくない想いで、自然療法、何か所もの動物病院への来院、食事療法、更には神社へのお参りなど、藁にもすがる思いで、必死に"みっく"が元気になるためのことを続けてきました。

それでも"みっく"が日に日に弱っていく姿にうろたえて、泣いてしまうことしかできません。
末期の数日間は、痛みで毎晩辛そうに、弱々しく鳴き叫ぶ"みっく"の背中を、私も涙を必死で抑えながら、さすることしかできませんでした。
痛みで苦しむくらいなら、いっそのこと動物病院へ連れていき、「安楽死」と言う選択肢もありましたが、私にはそこまでの決断に至る勇気が持てませんでした。

もう、虫の息になっている"みっく"へ、背中をさすり、泣きながら毎晩語りかけていました。
「"みっく"頑張ったね。ありがとう。もう無理しないでいいからね。。。」
「逝く時は、できれば私がお仕事お休みの火・水曜日にしてちょうだいね。最期までそばに居させてね。。。」
と何度も何度も伝えてました。

数日経ち、"みっく"は、2月の寒い日に天国に行きました。
私の願いを聞いてもらえた「水曜日」です。

過酷な仕事をしていても、"みっく"がいるからこそ、持ちこたえてきた私ですが、心の支えが無くなり、"みっく"のお葬式の後で、仕事も辞めました。

"みっく"が天国に行ってからも、ずっと涙と後悔の念が止まらず、何もやる気がでませんでした。

「もっと"みっく"と一緒にいる時間を作ってあげたかった。」
「家族の中で、私とのお散歩を一番楽しみにしていた"みっく"と、もっともっとお散歩や旅行に連れていきたかった。」
「仕事の辛さから、"みっく"と会えないことも我慢してたけど、こんなことなら仕事を辞めておけば良かった。」

過労と"みっく"のことで、更に気持ちが沈み込み、何もしたくない鬱状態は1年間続き、ずっと家に引きこもり休んでいました。

 

話すことの大切さ

そうした暗闇の中で、同じ犬が好きな友人に話しをすることで一緒に悲しみ、泣いてくれたり、共感してもらい、心が救われました。

また、勤務先で過労を強いられた件でも「労働基準法違反」など、法律的な訴え云々の前に、そうした環境に置かれている時に、「誰かに話せる機会」の大切さが身にしみました。

こうした辛い気持ちや状況を伝えることができれば、「メンタル疾患にまで至ることも無かった。」とも思いました。

 

こうした経験から、沢山の心理学系の書籍を読み、「NLP」「交流分析」などでのメンタルケアや自己管理を学びました。

また、「誰かに話す・聞いてもらう事で、初めて自分の心の奥底が見え、感情が洗われる」と言うことを実感いたしました。

 

私はもともと自己主張ができない内気な性格なので、何か問題があってもいつも一人で抱え込んで、誰かに話す事をしませんでした。

つらい悲しみを乗り越える、最良で誰でもできる方法を"みっく"から教えてもらったと思っています。

 

お辛い気持ちも、嫌だと思う事も全てお話しください。内気な私だからこそ、しっかりあなたに寄り添って、受け止めさせていただきます。

共有経験・感情 (高共感性ヒアリング項目)

22歳(年齢) 最初の就職先でサービス残業と休日出勤、「適応障害」「脅迫神経症」のメンタル疾患
25歳 ペットロスの経験
心痛(鬱傾向)のため約1年間自宅で過ごす。

メッセージ

私にとって、サービス残業や休日出勤で体を壊し、さらにペットロスの経験は生きてきた中で大変つらく悲しい出来事でした。 
正直今思い出しても、涙が溢れるくらい辛い経験でしたが、同じ痛みや辛さを持つ方と、悲しみを分かち合う、心によりそうお手伝いができれば、と思いここで公開いたします。 
同じ悲しみを持たれる方との、心と心のふれあいしかできないかも知れませんが、少しでもお役立ていただけれ ば幸いです。

※ご利用には会員登録が必要となります。

<本項目について>

※ 各コンシェルジュが今までの人生・生活で経験し、克服してきた特筆ある出来事です。

※ セッションご利用者様への「心によりそう」ことを基本にしたヒアリングご対応につきまして、同じ境遇、苦悩、心痛、悲哀、憤慨、追憶、などの感情を共有できる証として、情報公開いたします。

※ 記載事項には偽りはありません。全て事実内容を確認の上で掲載しています。

※ 掲載事項と同じ境遇・ご経験をされた方のお気持ちには、十分に寄り添い、お心を共有いたしますが、共有経験・感情に基づきセッション開催されたユーザー様の問題解決を保証するものではありません。

※ 本コンテンツの公開方針につき、「不幸自慢」「自己憐憫の切り売り」などの批判は甘んじて受付いたします。掲載内容のご質問はこちらまでお願いいたします。

※ 各コンシェルジュ個別の非難中傷はご遠慮下さい。